メニュー 閉じる

奇跡のクラークコレクション、ルノワールとフランス絵画の傑作

丸の内の三菱一号館美術館で開催されている「奇跡のクラークコレクション」を観てきました。

週末、午後15時くらいに。入館に並ぶ事はなかったが、中はなかなかの混雑。小部屋に5から10枚の絵が展示されている形で、一つの部屋がちょっと狭いので、混んでいる展示の前だと後ろに下がっても背面の絵を見ている人とぶつかってしまう。鑑賞するには、ここは平日の昼とかのがいいのかもしれない。

全体的に風景画が多く、しかも印象派なのでぼんやりとしたイメージ。個人的には印象派の風景画は美しいけど印象には残らない(笑)感じ?ま、一際目を惹くものもあるんだけどね。静物画や風景画で個性をバリバリに出すってのは相当なもんだろうけどねー。

その中でも気に入ったものをピックアップ

ウィリアム・アドルフ・ブグロー「座る裸婦」

ブクロー

よーく見ると、お腹の辺りとかの皺がとてもリアル。人が曲がった時に出来る肌の皺とか、肉のたるみで出来る皺とか、筋肉の重なりで出来る皺とかが好きな皺フェチとしてはたまらん(笑)

クロード・モネ「小川のガチョウ」

モネ

背景と水面とガチョウが曖昧な感じが、いかにもモネ。

ピエール・ボナール「犬と女」

ボナール

やる気のない犬が好き。ボナールはなんかタッチが安定してないのが魅力だよなー。きっと病んでるんだろうなとか(笑)

ピエール・オーギュスト・ルノワール「金髪の浴女」

ルノワール

エロい。肉感が柔らかそうでいいねー。ルノワールは一貫して肉感のある女性を描くよね、しかも柔らかそうに。触り心地が良さそうな女性っていいよねえ。

ピエール・オーギュスト・ルノワール「玉葱のある静物」

ルノワール2

ルノワールの玉ねぎは玉ねぎなのに華やかなんだよなー。静物画でこれだけ特徴が出るのって凄いよね。

ジャームス・ティソ「菊」

ティソ

手前の人と奥の花の色温度が全然違くて、下手な合成みたい。もしくは、写真で被写体が奥になってしまって、手前の女性が暗くなってしまった風。ひどい言い方してるが、絵ならありなんだよねえ。

 

三菱一号館、その一角だけヨーロッパの街並みの様。外に出たら寒かったので、ワインバーで生チョコ付きホットワインを飲んだ。テラス席だけの特別メニューみたい。
ホットワインは酸味が効いていて美味かったよう。

三菱一号館美術館

 

三菱一号館

軌跡のクラーク・コレクション

─ルノワールとフランス絵画の傑作─

三菱一号館美術館

東京都千代田区丸の内2-6-2

2013年2月9日(土)~5月26日(日)

三菱一号館美術館

クラーク美術館(米国マサチューセッツ州ウィリアムズタウン)は、ルネサンス時代から19世紀末までの欧米の傑作を幅広く擁する美術館です。 そのコレクションは、最も有名なフランス絵画をはじめ、彫刻、絵画、素描、写真、さらには銀器や磁器を含む装飾美術まで多岐にわたります。 ニューヨーク・ボストンから車で約3時間。広大な森の中にあるこの美術館のコレクションについて、これまで日本ではほとんど知られていませんでした。2010年、同館の増改築工事に伴い、世界的にもとりわけ質の高い印象派を中心とした絵画の世界巡回展が初めて開催され、2013年2月、ついに日本に上陸します。ルノワール22点を筆頭に、コロー、ミレー、マネ、ピサロ、モネ・・・。まるで宝石箱のような、これまで目にしたことのない奇跡のフランス絵画73点が一堂に。 三菱一号館美術館で「人生を、美しく生きる幸せ。」に出会える幸運にどうぞご期待ください。

引用元:「クラコレ」|奇跡のクラーク・コレクション -ルノワールとフランス絵画の傑作-|三菱一号館美術館

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です