文京シビックホールで開催された区民参加オペラ「オテロ」を観てきた。
大学時代の後輩がメインのキャストに出てた。普通の四大卒業後、イタリアに渡り今は歌手として活動してるそうだ。凄い。
「オテロ」は原作はシェイクスピアの「オセロ」。
15世紀末のキプロス島。ヴェネチアの将軍オテロはトルコ海軍を破り凱旋。キプロスの総督になっていた。
オテロの部下イヤーゴはライバルであるカッシオを先に副官に出世させた事を怨み、カッシオに酒を飲ませ罠にはめる。
酒に酔ったカッシオは、大暴れ。その失態により、副官をオテロに解任されてしまう。
副官を解任されたカッシオはイヤーゴに相談。イヤーゴの妻エミーリアがオテロの妻、デズデーモナの侍女をしている事から、デズデーモナに取りなしを頼む事を提案。
その話に乗ったカッシオは庭園でデズデーモナに話かける。イヤーゴはその様子を陰からオテロに見せ、デズデーモナとカッシオは浮気をしているのでは?と吹き込む。
デズデーモナが落としたハンカチを手に入れたイヤーゴ。このハンカチはオテロがデズデーモナに贈った、いわくのあるハンカチだった。
無くなったハンカチについて問いただすよう、オテロを仕向けるイヤーゴ。
イヤーゴの諫言に欺かれ、デズデーモナを詰問するオテロ。
その場はとりあえず抑えたオテロであったが、その後、イヤーゴの指示にしたがい、イヤーゴとカッシオの会話を陰で盗み聞きする事にする。
そこで、カッシオがデズデーモナのハンカチを持っている事を目撃する。このハンカチはイヤーゴがカッシオの家においてきたものだった。カッシオはこのハンカチは自分が好きな女性(デズデーモナではない)の物だと勘違いし、イヤーゴに自慢する。
その様子を陰で見ていたオテロは、勘違いし、デズデーモナが浮気をしたと思い込む。
オテロは浮気をしたデズデーモナを殺す事を決意する。全てはイヤーゴの罠だという事を知らずに…
日本のオペラ観劇は2回目。前回は日本語だったけど、今回は全部イタリア語。
メインキャストはプロだけど、バックコーラスなどは市民参加みたい。市民参加といえども、迫力があって面白かったよ。なにせ、オペラが、2000円で観られるのは嬉しい。シビックホールは大きくて、観やすいし音も聞きやすかったよ。
またオペラ、観に行きたいなー。
しかし、あれだね。今も昔も西洋も日本も、やっぱり男女の痴情のもつれとスキャンダルをみんな観たいのね(笑)
オペラも見られるんですね!
私は専門クラシックで「オテロ」のオーケストラピットで演奏したことありますよ。
その時は知り合いが出てたので。機会があれば観たいのですが、今のところ古典だけで精一杯です(笑)
おー、演奏って何か楽器なさるのですか?
古典芸能もいいでね。時間とお金があればいろんなもの観てみたいですが、なかなか難しいですよね。
楽器はとある管楽器を。オーケストラで演奏してますよ。
すごいですねー、オーケストラで演奏なんて!
趣味がひろがりすぎるとお金無くなっていきますからねえ(笑)観劇もほどほどにしないとです(笑)