ネットで評判だった少年チャンピオンの漫画、『実は私は』の1巻を買った。そういえばチャンピオンの漫画を買ったのって、長い人生で初めてかも(笑)
主人公・黒峰は『穴の空いたザル』の意味『アナザル』のあだ名がついてるほど、正直に顔に出る男。
そのアナザルが惚れた女の子が白神さん。白神さんには人には言えない秘密があった。
というのも、白神さんは実は吸血鬼で、それがバレたら学校を辞めなければならない。人間の学校憧れて隠し続けた秘密を知ってしまった主人公アナザルは、彼女の為にその秘密を守る事を決意する。
もの静かでクールだった白神さんは、実はこってこての大阪弁で、話をすると牙が見えるから黙っていたとか、興奮するとすぐ羽が出てしまうとか意外にドジっこ。その姿が可愛い。
そして、その秘密を守るために、必死に頑張る主人公、黒峰。そして彼の周りにはどんどん変な人が集まって…という話で、なかなかテンションが高くて面白い。そして、一度さらけ出してしまったヒロインをはじめとする女子達はみんなアホの子(笑)
全て顔に出てしまう正直者の主人公は、なかなか応援したくなるタイプだし、ちょっと天然で恋愛に疎いヒロインの吸血鬼・白神さんも普通に可愛い。
続きは8月みたいなので楽しみだなー。エロの少ないラブコメはいいよね、読後感が良くて。『ニセコイ』も好きで読んでるけど、ヒロインが多すぎるんだよなあ。