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八海山セミナーと古今亭文菊落語会

チケットあるよーとの事で、竹ノ輪のイベント、「八海山セミナーと古今亭文菊落語会」に参加しました。

古今亭文菊

セミナーは何回も受けているので、そのうちまとめる(笑)日本酒は美味いよー。

そして、古今亭文菊師匠の落語。今回に参加二席で「欠伸指南」と「もう半分」。

欠伸指南

「欠伸指南」は稽古事をすればモテる!と思った暇な若者2人が、何か習い事をしようとの事で、入った習い事がなんとあくびの練習。最初は乗り気では無かったのだが、やっているうちに…という話。

もう半分

「もう半分」は怪談噺。実は怪談の落語って初めて聴くんだよねー。

とある酒場に天秤担ぎの行商人のお爺さんがやってくる。ご贔屓さんなのだが、毎回茶碗半分だけお酒を呑んで帰っていく。
今日は寄るつもりは無かったのだが、ついつい足が向いてしまったの事。もう半分、もう半分と酒を進めるお爺さん。飲み過ぎたお爺さんは、その酒場に忘れ物をしてしまう。
酒場の主人はその忘れ物の包を開けてみると、中にはなんと50両。
夫は返そうといい出すのだが、妻はちょろまかしてしまおうと言い出す。
しばらくしてお爺さんが血相を変えて戻ってくる。
50両の包を忘れたのだがここに無いか?と必死に聞くお爺さん。それを誤魔化す夫婦。
結局、お爺さんは諦めて出て行く。気になった店の主人は後を追ってみると、橋の上で佇むお爺さんが。声をかけようとすると、お爺さんは橋から飛び降りてしまう。

お爺さんが死んでしまった事に後ろめたい気持ちを引き摺りつつも、その50両を元手に店を大きくする。
子供も生まれる事になり、順風満帆。
そして子供が生まれる日となるのだが…という噺。

文菊師匠の噺はとても聴きやすい。所作が綺麗だし、言葉も丁寧ではっきりしているし。

初怪談噺だけど、ぐっと引き込まれたよ。特に切々と訴える姿があわれを誘うし、それを誤魔化す妻はムカつく(笑)情景がばっと頭に浮かぶんだよねー。やっぱ落語って凄え。まさに話芸。

夏だし、また怪談噺聴きたいなー。臨場感があって面白かったよ。勿論、文菊師匠の力量あっての事なんだろうけど。

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