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理系な考え方、文系な考え方

思考的なロジックの問題だけではなくて、考える方向性の違いかな?

Twitterのまとめサイトとかで、科学ジャーナリストが、科学者はその世界の中でしか会話できないからそれを説明する義務があるとか、経済の専門家が半沢直樹に的外れな見解をしているのを読んでふと思ったのだが、文系の学問って「後追いの学問」で、理系の学問って「先行する学問」なんだね。文系の学者が難癖付けるのと、理系の学者が分け分からないのはそうゆう事かと、何と無く理解した。

考えてみれば、至極あたりまえの事で、文系の学問は先行して何か題材があり、それを読み解いて行く力であり、理系の学問は、究極に言えば、未知のものを発見する嗅覚が必要なんだよね。

言ってしまえば、過去を今に繋ぐのが文系の仕事で、未来を今に繋ぐのが理系の仕事な訳だ。

芸術に属するものも、結局はどちらかに属していて、過去の技法を受け継ぐものと、新たな表現を模索するものとがあるわけで。

どちらが優れているとかそうゆう事はないのだけれど、会話が噛み合わない時って、だいたい双方が真逆の傾向に偏ってるんだろうなと。

人間どちらの性質もある程度持ち合わせてるとは思う、程度があるにすれ。ただ、個別にその傾向が噛み合わない事もあるから混乱するんだろうね。

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