千と千尋のモデルになったという温泉、四万温泉の積善館に泊まってみた
中之条ビレンナーレのついでというかメインというか、「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデルの一部になったと言われている四万温泉の積善館に泊まってみた。
泊まったのは本館の方。
積善館もアートの展示会場になってた。
部屋は古いけど趣のある作り
温泉が全部で5つもあり、泊まればどこでも入れる。本館の「元禄の湯」が有名で、中に入ると、いきなり浴槽。5つのお風呂がある。面白いのは壁際にある蒸し風呂で、狭い入り口の中にタイルの椅子があって、お湯をかけて蒸し風呂状態にする。扉を締めると小さなカプセルの中に閉じ込められる風なので、閉所恐怖症の人には絶対に無理(笑)
お湯は柔らかくて臭みが全然ない。四万温泉は四万の病気に効くらしいね(笑)
本館2階のエレベーターに向かう通路。トンネルの先にエレベーター。面白い作り。
泊まった本館の部屋は古かったけど、趣のある感じ。建物の作りがともかく面白いので、うろうろしているだけでも全然面白い。中之条ビレンナーレの会場でもあったしね。
こんなアートが展示されてた。
6000円くらいのプランだったので、食事はシンプル。でも雑穀米と5,6品のおかずが付いていたので満足。夕食、朝ご飯付きだし安いなー。
「千と千尋の神隠し」の解説ツアーに参加してみた
プランが選べたので「千と千尋の神隠し」の解説ツアーに参加してみた。「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデルに建物がなっているという事のなので、それを積善館の店主が独自の解釈を加えて解説してくれるツアー。割と独断(笑)
現在は入れない旧館に入れるのはいい。とても特徴的な建物で、そこに入れるだけでもワクワクする。
左側のガラス窓は外。3階で下は「元禄の湯」。その下は川なので、下を覗くとかなり高い。廊下を挟んで障子の中が部屋。
部屋の障子を開けて中から廊下をみるとこんな感じ。ガラス窓を開けると木の手すりがあるんだけど、手すりの高さが腰以下なので結構怖い。部屋で酔ったら大変(笑)
千尋が湯女になった時に泊まっていた、従業員部屋のモデルになったんじゃないか?と言われている部屋。確かにそっくり。
お風呂も沢山あるし、建物自体が面白いので、また泊まりに行きたいなー。でも1泊だとちょっともったいない感じなので、今度はゆっくり行きたいわ。
四万温泉って奥まっていて風景もいいのね。温泉街も割とこじんまりしてるし、草津の様な派手さはないけど、落ち着いてていいね。