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「匿名の彼女たち」2巻[漫画・感想]

相変わらず上から目線の風俗探訪記

1巻を以前買ったので、2巻も買ってみた。

以前の投稿:さよならソルシエ・1、匿名の彼女たち・1[漫画]

主人公が各地の風俗地に行って風俗体験する話。風俗版「孤独のグルメ」っぽい構成。

今回は渡鹿野島、曙町、道玄坂、歌舞伎町、中州、錦糸町、金津園、すすきの、小名浜。

しょっぱなの三重県渡鹿野島が衝撃的。売春島と呼ばれる、風俗だけの島があるらしい。この現代にそんな島があるのかよ……

やはり地方の話は面白い。色々と怪しい場所が残っているもんだねえ。地方でそうゆう地域に入って行く機会なんて無いから、雰囲気が分かるだけでもいい。

ただ、風俗嬢とのやりとりは……なんというか相変わらず上から目線なんだよねえ。

表紙の雰囲気と漫画のタイトルが人間ドラマ的なイメージを与えてるけど、そうゆう漫画ではない。

ドラマ的な部分は安っぽい感じだし、最後には説教とかしちゃう始末。そして一人が淋しくて結婚できるのかなーとか悩んじゃったりして。そんなエピソードはいらないんだよなあ。

「孤独のグルメ」のゴローさんは完全に割り切っていて冷静に自己分析するから面白いのに。

この巻にある店外デートのエピソードはとかは全くいらない。人間関係のエピソードはね……イマイチ盛り上がらないんだよなあ。まあ、絵の雰囲気もあるのかもしれない。これがウシジマ君の絵とかだったら、このエピソードでもいいのかもしれない(笑)

あと、どーもこの主人公はデリカシーが無さすぎるというかね。こうゆう男は結構居ると思うけど、遊び人気取りの割には割り切ってないというか。基本的にイラっとするのはこの主人公の性格かもしれない。

風俗行って浸ってるんじゃねーっよってこと(笑)

ま、未知の怪しげな風俗街レポートは好奇心をそそるので、次の巻も読んでみたいけどね。

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