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「四月は君の嘘」9巻[漫画・感想]

アニメ化が決定したピアノ漫画

「四月は君の嘘」9巻を買った。なんでもアニメ化するそうで。

かをりの病気が深刻な状態であることを知り、亡くなった母と重ねる主人公の公正。

お見舞いに行くことから逃げつつも、相座の妹、凪とのレッスンは続く。
ある決心をした公正は相座の妹、凪の中学の学祭で、凪と共に連弾をしたいと申し込む。

自分の殻を破りたい凪は、その申し出を受けて、公正と共にチャイコフスキーの「眠りの森の美女、薔薇のアダージョ、ワルツ」に挑む。

学祭の公正と凪のピアノ連弾は圧巻。周りのキャラクターを巻き込んで掻き立てて……

そして、その演奏はヴァイオリンを諦めた、病状のかをりをもその演奏で掻き立てる。

ピアニストとして再生した公正は、どこまでもエゴイストだなあ。諦めることを許さない感じで。
それが周りを巻き込む力になっているんだけど。

今度はヒロイン、かをりの再生の番か。綺麗な絵柄で、静かに熱い漫画だよなー。

四月は君の嘘(9) (月刊マガジンコミックス)
新川 直司
講談社 (2014-05-16)
四月は君の嘘(9)
四月は君の嘘(9)

posted with amazlet at 14.05.17
講談社 (2014-05-16)

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