貞本版エヴァンゲリオン完結!心情が分かりやすいエヴァ
最終巻14巻発売記念で、1巻から13巻までがセール中のエヴァンゲリオン電子書籍版をまとめて購入してしまった。(2014年11月22日時点)
角川はたまに鬼セールをやるよなあ。
終わり方は綺麗な終わり方だった
漫画版の終わり方は分かりやすくて良かったな。あの終わり方は分かりやすくて納得できる。ちゃんと完結している感じがするし。
特にゲンドウは最後に心情を独白したりしてね。
漫画ゆえの掘り下げとかがあるから、他の登場人物の心情などが分かりやすい。
ある意味、物語的な定説や常識でちゃんと進行するし完結してるからねえ。
庵野秀明はやっぱり気持ちのいい動きとかがあれば良いのかもしれないとか「アオイホノオ」を読んだりすると思えてしまうので、深読みするだけ無駄なのか?とか思えてしまうからねえ(笑)
アダルトチルドレンな大人達に翻弄される子供達
全巻通して読んでみると、まー身勝手な大人の多いこと。
ゲンドウは結局奥さんに依存してその事しか考えてないし、シンジに強く当たるのも、奥さんを子供に取られた嫉妬だし(笑)
ミサトはミサトで、子供時代の意趣返しでシンジに接してる感じはあるし。
掘り下げのある加持さんもそんな感じ。
大人達が自分で出来ないことを子供に押し付けてる話なんだよね、これ。
巨人の星とかと一緒なんだよなあ、根本的に。父子鷹って美談にしたがるけど、ある意味子供の意思と関係なく、洗脳してそう仕向けてる感じはあるもんなあ。
それが14歳からだと反抗もしたくなるわ(笑)
小難しい顔してるけど、どいつもこいつも身勝手なやつばっかりで(笑)
典型的にアダルトチルドレンな大人達に囲まれたシンジ君とかそゃ不安定になるよ(笑)
それでも前向きになる漫画版シンジ君はガッツがあるよなあ。
テレビや映画でもやもやしてる人には、スッキリ納得できる漫画版。
映画はQであらぬ方向に向かってしまってるし、次はいつになるか分からないし(笑)