平成ゴジラの大傑作!最後まで面白いゴジラ
野村萬斎がゴジラの中の人ということで(笑)俄然興味がわき、シン・ゴジラを立川のシネシティで観てきた。爆音上映ってやつ。
いやー、面白かった!最後まで手に汗握る映画だった。
ゴジラなんて作ってないで早くエヴァやれよっ!とか思っていてすみません(笑)
ゴジラをやってくれてありがとうっ!と言いたい。
あんまり面白かったという組織ので、アマゾンでゴジラのソフビ買っちゃったよ(笑)
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楽しくて写真撮りまくり(笑)
おっさんになって初ソフビという。
これもよくできてる!
ともかくゴジラが絶望的に強い。圧倒的ゴジラのターンが続き、ギリギリの攻防が繰り広げられるという。
そして切られるタイムリミット!
その中で日本政府がどう動くか?という組織としてのせめぎ合いが熱い。
組織内でもやはり一筋縄ではいかなくて、根回しやら何やらで進まない対応とかもあったり、外圧もあったり。
半沢直樹の1クールを2時間ギッチギチに丸々見せられたような圧縮度。
組織ドラマとしてもよくできてる。その辺が大人が楽しめる所以なんだろうねえ。
ある意味、公務員賛美映画たまし、日本賛美映画だなあ(笑)
ゴジラになっても庵野節は変わらず、目まぐるしい場面転換、そして登場人物や組織、装備が出てくると出てくる漢字の字幕。
ただ緩急のつけ方がうまかったんだよねえ。
慌ただしい日本政府内はころころと場面転換するんだけど、ゴジラに関しては、ゆっくりとしたカメラワークに変わるんだよね。
その辺が臨場感あって。余裕のあるゴジラと全くない日本政府という対比のようで。
そして、やはり音楽!
ゴジラ音楽はこれだっ!という燃える音楽とエヴァの楽曲や特撮の音楽など盛りだくさん。
スターウォーズにはスターウォーズのテーマがあるように、ゴジラにはゴジラのテーマが流れるのがいいよね。
ドラマや時代劇以外の日本映画って、このところ盛り上がりに欠けていたんだけど、やっぱり特撮が分かってる人が撮ると違うよねえ。
日本特撮の生っぽさ(CGだけど)があっていい。
素晴らしいおっさん達(笑)
俳優陣がみなかっこいい役人、政治家なんだよねえ。
特に主役の長谷川さん。首相になったら入れる!というくらい頭が回り行動力のある政治家。
ちょっと弱腰の総理が大杉漣、その補佐官が曲者の竹野内豊。
どう見ても今の都知事、いてまえ防衛大臣の余 貴美子や意外なキーマン、農林大臣の平泉成。
そして強面実戦部隊の自衛隊、幕僚長の國村隼や自衛隊隊長のピエール瀧など。
ともかく優秀なおっさん達が沢山出てくる。
大人かっこいい映画だったよ。
立川の爆音上映はちょっと向いてないかもしれない
立川のシネシティの爆音上映で観たんだけど、ちょっと向いてないかもしれない。
といのも、爆発音とかは振動が伝わるくらい迫力があっていいんだけど、セリフがちょっと聞き取りづらい。
と言うのも、ものすごい情報量をものすごい早口で会話するので、時々音がこもりすぎて聞き取れない時があった。
音がいいっていうのもこうゆうデメリットがあるのねえ。