ともに漫画家のあり方を考えるエッセイ漫画
カメントツの漫画ならず道、桜玉吉の日々我人間を電子書籍で購入。
ネット漫画家出身が大物漫画家に体当たりインタビュー!
ゲッサンで連載中のカメントツの漫画ならず道。独特の太い線でぐいぐい行っちゃう感じのレポ漫画。
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カービィの漫画家、ひかわ博一へのインタビュー12話がネットで話題になっていて、読んでみたらなかなか衝撃的な内容だったので、過去の内容も読んでみたくて購入してみた。
最初のインタビューが西原理恵子で、その次に製版、印刷所のレポを挟んでムーの編集部!のレポ、そしてコナンの作者、青山剛昌、あだち充にインタビュー、コロコロ編集部に突撃、のむらしんぼのインタビューとなかなか濃い内容。
作者のカメントツが結構本当にぐいぐいいくものだから、結構際どい話とかが出てきて面白い。
製版、印刷所の話なんて普通にタメになるし、ムーの編集部レポとかって絶対気になるじゃない!?ムーだよ?ムー!
西原理恵子の漫画読んだことを「フリーメーソンの旦那の話読みました」って言うんだよ!?ムーの編集長!(笑)
青山剛昌、あだち充の同時インタビューも面白かった。最後に漫画に対する二人のスタンスを語るのだがものの見事に逆で。
でも、それでも二人は共感できるってのがすごいねえ。
そして、巨匠のインタビューの後にのむらしんぼという(笑)構成もうまいよなあ。
満喫から伊豆の別荘へ。どっこい生きてる漫画家・桜玉吉
週間文春で連載中のエッセイ漫画桜玉吉の日々我人間。
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基本的に1ページ横の漫画で、相変わらず線が太くなったり細くなったりと画風は安定してない(笑)
前半が漫画喫茶で漫画を描いている話で、後半は伊豆の別荘に引っ込んで虫と戦ってる話(笑)
本当に取り留めのないダメーな大人のエッセイ漫画なんだけど、なんかもう芸風なんだよねえそれが。
現代の鴨長明か吉田兼好か(笑)
なんか爆笑とかするわけではないんだけど、ついつい読みたくなるよね。1日1話ずつとか。
不思議なゆるさだよなあ、桜玉吉の漫画って。