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国立新美術館で開催した「生誕110年 東山魁夷展」に行ってきた(美術・感想)

月曜で終了だったので、週末、国立新美術館で開催している、生誕110年 東山魁夷展に行ってきた。

ギリギリだったけど行ってよかった。素晴らしかったよ。

最後の週末だったからか結構混んでいたけどね。

やっぱり圧倒的なスケールの風景画というのはいいよねえ。まるで窓の風景をくり抜いたよう。

基本的に東山魁夷の絵って、晴れとか天気とか明るい雰囲気のものってないのね。

鬱蒼とした森とか朝の山とか雪の中とか薄暗い雰囲気の絵ばかり。でも、それが清々しく静寂の中にいるようで、ゆっくりと眺めていたい気分になっちゃうんだよねえ。

遠目で見ると写真のような風景なのだけど、近くで見ると意外に粗めに描いてあるのが視覚をちゃんと理解してる感じですごい。

北欧、ヨーロッパに外遊に行ったりしてるんだけど、その後に描いた京都も雰囲気が近いってのが面白いね。画風というか。

京都も寒そう(笑)

スウェーデンに行った時に描いた絵でウプサラの絵があったのがなんか懐かしかったなー。しばらく居着いていたので(笑)

そして圧倒的なのは唐招提寺御影堂障壁画。襖に海の絵が描かれていたりしたんだけど、その圧倒的な迫力と言ったら。

清々しい青の波に四方囲まれているのがね。圧倒的すぎて今にも波が動きそう。

まるでプロジェクションマッピングされてるみたいなんだもんすごいよ。

あー、そこに寝転がりながら酒が飲みたい(笑)一日中いられるよ、ほんと。

帰りに図録を買って帰ったけんだけどそれが一番並んだという(笑)グッズコーナーがすごい混みようなんだもん。

家に帰ってしげしげと図録を見たけど、やっぱりあの色は印刷では再現できないんだなあ。

ほんと、観に行っておいてよかった。

生誕110年 東山魁夷展

国立新美術館

2018年10月24日(水)~12月3日(月)

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