山形県の酒蔵楯の川酒造。すっきりとしたフルーティな甘さが特徴的な酒蔵さんなんだけど、そこが出したなんと四合瓶10万円の日本酒!
公式サイト:http://www.tatenokawa.jp/ja/sake/products/detail.html?id=1504660280
いや、10万円ですよ!?3万の獺祭はグラスで飲んだけど(1杯3,000円ですよ)10万はね!?
どんなお酒なのかというと、なんと精米歩合が1%!1%!?なんだそれ?って感じだよね?(笑)
もう飲んでみたいよなーという話になって、みんなで買おうか?という話になった。
ただ、その時は売り切れてしまったので、買えなかったんだけど、なんと再販されることになった!
というわけで、阿佐ヶ谷のあかね雲のマスターが音頭をとって、光明の会が開催されることに!
twitter:vc-akane
10人で一人70ml!じっくり味わう光明の味!
会を開くと告知したらあっという間に10名集まってしまったとのこと(笑)
そりゃみんな飲んでみたいよねえ。飲む機会なんて今後ないからもしれないからねえ。
原材料は山形県産出羽燦々100%。それを1%まで削る!山田錦でもやってみたいとのことらしいけど、値段は倍になるねと言っていた!まあ、それでも出たら飲むと思うけど(笑)
1%ってどんなもの?これは8%まで削ったお米。玄米が入っているけど、十分小さい。これが、さらに8分の1まで削るんだよねえ。すごい。
まずは外箱。
そして木のしっかりとした中箱!
ジャーン!
ジャーン!!(笑)
マスターが慎重に秤を使って注ぐ(笑)貴重な1杯だからねえ。
そして注がれた光明!なんという透明度。素晴らしい。
香りは香り高い吟醸香。メロンのような香りなんだけど、それほどきつい香りという感じではない。
上品な吟醸香。
そして一口飲んでみると……濃い!なんか思った以上に濃い味!
フルーティな甘さはあるんですけど、最後に酸味があり、最後に米の苦味もあったりする!
これは確かに美味い!
その後に飲んだ楯野川を飲み比べてみたんだけど、同じ系統で薄い感じがした……やっぱり違うんだよねえ。ああ、美味いわー。
あかね雲の料理を楽しみつつ、他の日本酒も飲み比べ
女将のご好意で、今回の会はお弁当付き。
うーん、彩豊かでお酒がすすむー。
最初に飲み比べたのは、精米歩合100%って削ってない 発芽玄米酒むすひ(笑)
色が黄色っぽくて飲んでみると、かなり酸っぱい!ヨーグルトっぽい酸っぱさとかではなく、米酢に近い酸味。面白いねえ。
熱燗にしてもらったら、味が柔らかくなって飲みやすくなって。熱燗のがいいかも?
ご一緒したお客さん持ち込みの熊本の日本酒・亀萬。貴腐ワインのような甘み。だけど、飲みやすいのでクイっと飲めちゃう。
普通の楯野川もってことで。本当に光明と味の系統は似ているんだよねえ。
こっちのがさっぱりしてる。
そして十四代。まあ、美味いよね(笑)
また変わり者としてとろーりにごり酒。本当に濁りがすごくて石膏のよう(笑)
これ、美味いです。ほぼ甘酒。飲みやすい甘酒なので、お酒の味が苦手な人でもいけそう。
女将のご好意で、ブレンドして熱燗。というのも、そのまま熱燗にすると固まってしまうらしいのです(笑)
味が柔らかくなってさらにいい感じに。寒いときに飲みたい一品だね。
いやー、こんだけ飲み比べました(笑)女将の困惑の顔が(笑)
あー、楽しかった!やはり一番を知るのはいいね!それに色々と方向性の違う日本酒を飲み比べられたのがいい経験になった。ほんと、マスターと女将のご好意感謝です!
また、こう言った変わった日本酒の会、参加したいなー。