どうしても観たくて、六本木ヒルズの森アーツギャラリーで開催している、バスキア展 MADE IN JAPANを観てきた。
公式サイト:https://macg.roppongihills.com/jp/exhibitions/basquiat/
音声ガイド無料、写真撮影化のエリアありってのはありがたい
吉岡里帆の解説する音声ガイドが貸し出し無料で、撮影可能エリアがあるっていうのは展示会としてはありがたい。
130展の展示はボリュームはあるけど、展示の性質上結構サクサク進んで観れてしまう。
個人的に好きな絵はあるんだけどね。
なんとなくそーかなー?と思ってたんだけど、バスキアってやっぱりハイチ人の血が入ってるのね。
アートの色使いとか方向性が結構そっち方面の影響がある感じだもんなあ。
もともとストリートで詩を書いていて、それがグラフィティになり、絵になっていくという感じで、表現の幅がどんどん広がって行ったんだろうなあ。
創作用のノートとかも公開されているのが良かった。ただまあ死後ノートとか公開されるのってちょっと恥ずかしいよね、とか思ったけど(笑)
技法や様式にこだわりなく、でっかい絵をガンガン描いていくっていうのはいいだろうなあ。
なんか適当に描いているようで、完成を観るとすごくまとまってるのはなんでだろうね?
子供の落書きとの違いってなんなんだろうなあ?とかさ、思うんだけど、やっぱり違うんだよなあ。
ジャクソンポロックの絵とかもさー、ただの絵の具ぶちまけただけなのに成立しちゃうってのね。センスなんだろうけど、それが伝わるのがわからん。
最初は売れたい!という強烈な意思があったんだろうけど、ウォーホルとかと出会って、ある程度成功した後って、やっぱり煮詰まっちゃったりするのかもなー。やっぱり色々な苦悩があって結局オーバードーズで亡くなっちゃうってのはね……
でもやっぱりいい刺激になりました。図録も買っちゃったよ。やっぱり定期的に観に行かないとダメだよなあ。こうゆうのはサボっちゃダメだな。