森アートミュージアムで10.27(日) まで開催している塩田千春展:魂がふるえるを観てきた。
公式ガイド:https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/shiotachiharu/
どっかで観たことあるなーと思ったら、越後妻有アートトリエンナーレの家の記憶の人だった。
なんとなく生理的にクル作品の数々
入り口に入る前のエスカレータから吊るされた羽。
基本的に糸をテーマにした作品が多い。
部屋全体に蜘蛛の巣のように張られた赤い糸。
別のコーナーでは黒い糸と焦げた椅子。
黒い糸に絡められた白いドレス。実は奥が鏡になっていて、自分が映し出される。
四角い箱なんだけど、どこから観ても鏡がある。どうなってるんだろう?これ。
天井から吊るされた旅行鞄。
下からも観られる。
映像作品もあったんだけど、ひたすら泥をかぶって口から出すと言う映像だった。
クリスチャン・ボルタンスキーもそうだけど、とりあえず吐いたりするの好きね(笑)
視界を支配する圧倒的な糸の圧力。血のようだし闇のようだし、ともかく感情の奥底を刺激するような作品の数々だった。
観終わった後すごく疲れた。
じっと観てたいけど、なんか精神を削られるような作品だよなーやっぱり。
不気味さってのも大事なんだろなあ。