パレットクラブ基礎コース、飯田淳さんの授業でした。
今回は、「手作りの道具で描く」。
割り箸や綿棒を使って、インクを付けてペン画風に描く。
果物や野菜を見ながらまずは写生する。
次にその果物や野菜を食べてるシーンを想像して描く。
なかなか考えなければならないトレーニングでした。
まずは持ってきたバナナとみかんを見て描く。
割り箸の先を削って墨汁をつけて描く手法。ほぼつけペンとして使えるねえ、割り箸。
次はそれを食べてるシーンを想像で描く。
画題を2個選んでしまって大喜利状態に(笑)
これも割り箸ペン。割り箸ペンって引っかかりやすいけど、意外に描きやすいかもなー。
飯田淳さんの言葉で印象に残ったのは、「ペン画などは調子(陰影)と柄などを同じ風に描かない」ということ。
例えば影を黒く塗りつぶしたら、模様は黒く塗りつぶすようなことはしない。
なるほどなーと思った。確かに影だか汚れだからシミだか分からない感じになる場合はある。
その場合、どれを省略したらいいのかとかもあるよね。
奥が深い。
飯田淳さんのお言葉覚書
まずはものを見てちゃんと描く。
観念的にではなく、見て描く。
構図を考える。
そこから、食べているひとを描く。
元のモチーフから発送を飛躍する。
調子(影)と柄を自覚して描く
境界線でない線を描く、
アウトラインの線画。
立体の表現の線画。
それを見分ける。
影と模様は別のものなので、それを同じ表現でしない
色々やらないで、やめるのも大事。
顔の線、りんごの線、髪の毛の線など変える。
忙しいを表現するなら大袈裟でもいい。
汚れと調子は違う。
形になってないものは、インクになってしまう。
服などを描くときは中の線(体の線)も想定して描く。