メニュー 閉じる

義経千本桜 吉野山「 二月大歌舞伎 」日生劇場 [歌舞伎]

源義経の後を追う、静御前と佐藤忠信。実はこの佐藤忠信は静御前が持っている「初音の鼓」の皮となった狐の子供が化けたものだった。

後の四の切「川連方眼館」でその正体が義経にばれて、もふもふの白狐姿に早変わりする見せ場がある「源九郎狐」の顔見せ話。

鎌倉方の追っ手である逸見藤太(中村亀鶴)がやってきて静御前を捉えようとするのだが、忠信がそれをなぎ倒すという舞踊。
逸見藤太は追っ手なのだが、追っ手達は桜のピンクの衣装を着たコミカルな役どころ。

最後は逸見藤太達を追い払った、忠信が花道を歩いて退場するのだが、所々で狐の動きが出てしまうのが、なんか可愛らしくて面白い。

義経千本桜吉野山

鑑賞したのは、市川染五郎が復帰した公演。最初に松本幸四郎の向上があった。
日生劇場は音響が凄く良くて1番上の席でも花道が観えて観やすかったなあ。

2013年2月
義経千本桜 吉野山(よしのやま)
佐藤忠信実は源九郎狐 市川染五郎
静御前 中村福助
逸見藤太 中村亀鶴

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です