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3月花形歌舞伎 新橋演舞場 [歌舞伎]

新橋演舞場で花形歌舞伎夜の部を観てきました。メインは染五郎、松緑、菊之助。

今後、新橋での歌舞伎は暫くお休み。最後にめでたい焼きを買おうと思ったら、2月末で終了。歌舞伎座移転だそうで。残念すぎー。

一條大蔵譚は以前観た気が。源氏が破れて清盛全盛期の時代。一條大蔵に囲われた常盤御前に鬼次郎が会いに行く話で、一條大蔵卿のアホっぷりが見所。メイクもそうだけどまさに馬鹿殿様(笑)

この馬鹿殿様、実は作り阿呆(馬鹿のふりをしてる)で終盤役者の、その豹変ぶりが見所。染五郎はまだ阿呆の部分がちょっと硬かった気もする。勘三郎とかだと弾けるんだろうねえ。真面目に馬鹿をやるのはなかなか難しいもんなー。

二人椀久は舞踊で、椀屋久兵衛が幽霊の美女に惑わされる踊り。はじめ暗闇から始まる幽玄な雰囲気で、染五郎はうって変わっての美男子。そして菊之助が美人だー。
一緒に観た母は、寺島しのぶに似てたと言ってるが、寺島しのぶより美人だわ(笑)
踊りをやっていた母曰く、富十郎のふりをかなり勉強してきたんじゃないかと。二人椀久は富十郎のおハコだったらしいからね。

19時半には終わってしまうという早さ。普段の歌舞伎に比べたら、ちと物足りない感じはしたが、だからといって4時間は長いけどさー(笑)

新橋演舞場
三月花形歌舞伎
平成25年3月
夜の部
一條大蔵譚(いちじょうおおくらものがたり)
檜垣
奥殿
一條大蔵卿  染五郎
吉岡鬼次郎  松 緑
お京  壱太郎
鳴瀬  吉 弥
八剣勘解由  錦 吾
常盤御前  芝 雀

二人椀久(ににんわんきゅう)
椀屋久兵衛  染五郎
松山太夫  菊之助

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