#圧巻のバンドサウンド!電子音が生楽器で再編される大人から子供まで楽しめるライブ
東京国際フォーラムで開催された**スーパーマリオ30周年記念ライブ**に行ってきた。
公式サイト:スーパーマリオ30周年記念ライブ
会場は満員で、グッズとかはすでに買えない状態。パンフレット買いたかったなあ。
いやー、すごく良かったなあ。実は最新のマリオとかは全然プレイしていないので、分からない楽曲が結構あったんだけどね。
それでも、ファミコン、スーファミ時代の曲とかマリオカートの曲とか聞いたことある曲が、電子音ではなく生音で、しかもかっこいいアレンジで再現されるのはすごい。
マリオの楽曲って、ほんと色々なジャンルから作られてるんだよねえ。ジャズっぽいかったりカントリーっぽかったり。バンジョーとかも入ってるからデキシーミュージックっぽかったり。
クッパとの戦いのテーマは、プログレみたいなアレンジがすごくかっこいい。あと、初代スーパーマリオの**地下BGM**。元のファミコンの曲はフレーズが短いのにものすごくかっこよくて、不安げなアレンジになっていて良かったわー。
しかし、初代のスーパーマリオの楽曲名が**地下BGM**とか**地上BGM**とかなのがいいね(笑)
一部と二部の間にマリオメーカープレイタイムあり。壇上に呼ばれたお子様がプレイするんだけど、なんとBGMが近藤浩治のピアノ伴奏!
合間に任天堂のレジェンド達、宮本茂、デザイナーの手塚卓志、音楽の近藤浩治のトークが面白い。
当時の苦労話とかが面白くて、音楽担当の近藤浩治は相当苦労したというのがね。
BGMと効果音、作るのに労力はほぼ一緒らしい。そうだろうなあー、だって同時発生は3音で、マリオがジャンプしてコインを取ると、実はBGMはベース音しかなっていなかったらしい!
すげー!言われるまで全然気がつかなかったよ。
それと、デザイン担当の手塚卓志の話も面白くて、やっぱり使える色数とパターンが決まっているから、バックの雲のデータを先っぽだけ使って、草にしたとか、クリボーは実は半分しかキャラデータがなく、それを反転して交互に表示することにより歩いているようにしているとか……
昔は基本的に容量との戦いだったからなあ。だってネオジオが100Mショックで大騒ぎな時代だよ(笑)ましてやファミコンなんてそれより何年前なんだよってな話だよねえ。
ほんとにあっという間の2時間半だった。
このままで、終わるのは惜しいので是非CD化してほしいな。