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義太夫にかける青春「火色の文楽」1巻、芸大受験の目指すリアル現実「ブルーピリオド」1巻(漫画・感想)

火色の文楽の1巻とブルーピリオドの1巻を電子書籍で購入。

ともに何かを目指す若者の青春モノ。

なんか共通するのは、表面的には淡々とした感じの主人公ってところかなあ。

胸に熱いものを持っていてもそれを表に出さない感じ?

現代っ子を主人公にするとこんな感じなのかねえ?あんまり暑苦しい主人公って少なくなったよね(笑)

バレエダンサーを挫折し文楽の義太夫を目指す高校生の話「火色の文楽」

まず、文楽を題材にした漫画なんて珍しいので、何も考えずに買ってしまった(笑)

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バレエで期待されていた主人公・弓矢が怪我でバレエを断念。

目標もなく呆然とする日々の中、主人公の幼なじみ・湊に誘われて文楽を観に行く。

湊の祖父は義太夫の頂点、藤竹潮路太夫だった。

潮路太夫の語りを聞いた弓矢は心に迫るものを感じる。

そこから弓矢は潮路太夫の門下に入門するのだった。

1巻は挫折から入門までという感じで、このまま文楽の裏側とかを描いてくれたら嬉しいな。

相棒となりそうな三味線弾きも出てきたりと、スポ根物っぽい展開もいい。

なんでもそつなくこなす主人公・谷口が見つけた熱くなれるものは美術!「ブルーピリオド」

芸大を目指す話ということで、試し読みをして気になったので購入したブルーピリオド。

 

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成績も良く、運動もでき、悪い仲間もいる、なんでも器用にそつなくこなす主人公・谷口は、なんでもできる代わりに何にも熱くなれない。

どこか冷めている谷口が偶然見た先輩の絵に惹かれ、なんとなく絵を描くことを始めてみる。

思い通りにならない芸術の世界にだんだん惹かれていく谷口は、東京藝術大学を目指すために美術部に入ることを決意する。

打算的で現代っ子の代表のような主人公谷口が、打算的でなく思い通りにならない絵の世界に引き込まれていく。

そして、芸大を目指すわけなんだけど、その技法の説明とか過程がリアルなんだよねー。

なるほどーと思えるような描写が多くて、絵を描くのが好きな人とかは普通に勉強になりそう。

これから芸大を目指そうかな?っていう若い子が読んでもいいかも?

芸大ってこうゆう感じで目指していくのねって、なんとなく分かるからね(笑)

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