銀座のミキモト本店で2018年11月7日(水)から12月9日(日)まで開催中の二代目中村吉右衛門写真展を観てきた。
場所がミキモトの7階ということで変な緊張感が(笑)でもまあ、それを目当てに来ている人もいたので、その波に乗ってひっそりと7階へ(笑)
写真家 鍋島 徳恭が撮影した吉右衛門の舞台や楽屋、舞台裏など約30点を手漉てすきの伊勢和紙にプリントして展示。
この手すきの和紙へのプリントというのが結構アーティスティックで、どの写真もかっこいいんだよねえ。
かなり大判の写真で吉右衛門の立ち姿とかが全身等身大くらいに展示されていて、ざらっとした質感の和紙が、いい風合いを出している。
暗闇で展示されているので、目の前に立っているような迫力。すごくいい。
それと初代 中村吉右衛門丈の役者姿が描かれた鳥居 清忠の筆の絵屏風へのオマージュとして作られた、写真を屏風に仕立てた中村吉右衛門 初代/当代 三役屏風がかっこいい。
やっぱり吉右衛門は伊達役とかの立ち姿がすごくかっこいいよなあ。
びっくりしたのが姫の役とかやってるのね。それはちょっとおば……言うまい(笑)
ともかく迫力のある写真展なので、歌舞伎好きなら観ていて損はないと思うよ。
歌舞伎好きじゃなくても、和紙への写真プリントはアーティスティックでかっこいい。
なかなかのインパクトでした。
「二代目 中村吉右衛門 写真展」
銀座4丁目本店 7階ミキモトホール
2018年11月7日(水)– 12月9日(日)
11:00 – 19:00 〈最終入場 18:45〉
入場無料