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老騎士が最後の旅に出る!ファンタジー世界の剣客商売な雰囲気「辺境の老騎士 バルド・ローエン」1〜4巻(漫画・感想)

amazonのおすすめ欄にあった辺境の老騎士 バルド・ローエンを年末の衝動まとめ買い。これが当たりだった。

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原作はなろう小説だったらしいんだけど、ともかく渋い。

なろう小説にありがちな平凡な少年が転生したらチートな能力持ったとかではなく、主人公がじいさん(笑)

魔獣の侵略を受ける最前線の領地パクラをずっと守護していた凄腕の騎士だったが、歳には勝てずに、騎士を引退し、死出への旅として最後の冒険に出るのだが、旅の途中で人助け。

人助けをしているうちに、過去の因縁やら陰謀やらに巻き込まれていく。

とりあえず3巻で、過去の因縁の相手との決着がつくんだけど、そこまでの話の持って行き方がとてもいい。

政権のゴタゴタに巻き込まれないために、現役を引退したのに、いつの間にかゴタゴタのど真ん中にいてしまって。

因縁の相手には正攻法ではなく、知略で出し抜くという抜け目のなさがなんともかっこいい。

主人公、バルド・ローエンがともかくかっこいいじいさんで、普段は酒と美味いもの好きの飄々としたじいさんなのだが、剣を持てば無類の強さを発揮し、その経験から相手の裏をかくこともあるという老獪さ。

強いんだけど、ただ強いのではなく経験を経ての強さで、敵と相対するときは力押しだけではないんだよね。

そして、常に相手のことを思いやるような言動で、英雄と言われてもいい著名な騎士なのに控えめ。それがなんともかっこいい。

ファンタジー世界の秋山小兵衛のようだなあ(笑)まあ秋山小兵衛のような艶っぽさはあんまりない無骨なじいさんなんだけど(笑)

ただバルド・ローエンは美味いものにめっぽう目がなくて、食事の描写が結構細かいので、なんか池波正太郎っぽい雰囲気はやっぱりある(笑)

3巻で因縁が片付き、ちょっと悲しい愛馬との別れがあって(ここがいい!)4巻から新たな展開。

ファンタジーらしく魔剣を手に入れて変な同伴者ゴドン(無骨なおっさん)との新たな旅が始まる。

この脳筋な地方領主のゴドンというおっさんもまたいい。ともかく脳筋の人のいいおっさん(笑)しかし、色気が全然ないなあ(笑)

いやはや続きが楽しみな漫画に出会ったよ。5巻が楽しみ。

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