ダンジョン飯の9巻が出ていたので、電子書籍で購入。
いやはや面白い!
最初は単にダンジョンの中のモンスターを料理して食べるだけのグルメ漫画と思っていたら(笑)ウイザードリィやらD&D世代にガッツリくるような舞台設定がどんどん公開されて、今巻ではなぜ迷宮が成立するのかの謎が明かされた!
しかも結構考えられた設定で、いやはやファンタジーとしてもすごく面白いよ、ダンジョン飯。
なろう系が増えたせいで、ダンジョンからモンスターがポップするのが、さも当たり前のような漫画が多いけど、ちゃーんと理由付けがあるって素晴らしなあ。もう、食べてるばっかりじゃないな(笑)
モンスター好きのただの変人主人公ライオスが、なぜ迷宮の救世主たるものに選ばれたのかってのも結構しっかりした理由で。
ただそれも一筋縄にはいかないようで。一見好意的に見える迷宮の主の思惑は、本当のところどうなんだろうか?と言う謎も残ったり。
まあ、そんな重い設定はあるものの、モンスターはちゃんと食べるわけで(笑)
ライオス一行とそれを追うエルフのカナリア部隊。そして、迷宮の主の意思。
色々と思惑が絡み合って、シリアスな展開なんだけどやっぱりほっこりしてしまうモンスターの食事のシーン(笑)
ここにきて迷宮の攻略とダンジョンでの食事のバランスがとても良くて、最後までいっきに読んでしまったよ。続き読みてー!