どっこい生きてるフリーランス-丸子地移動動物園の備忘録-

東京で活動するグラフィックデザイナー『丸子地移動動物園』のブログ

日本酒はまだまだ誤解が多いのねえ

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和食が世界遺産に推進されているのに、理解されてないことが多いのね

先日twitter見ていたらこんなのが載っていた。

日本酒に防腐剤は入っていない – Togetter

エコノミックニュースなるなんともうさんくさいニュースサイトに、日本酒には防腐剤が含まれてるというような内容の記事が書かれて元記事の方はすでに削除されてしまったようだ。

対して調べもしないで批判記事を書くこと自体なんともお粗末で、記者としてもモラルとかを問う様なものだけど、それとともに意外に日本酒というものを誤解してる人が多いんだなーとか思ってしまった。

アルコールを添加しているのは水増ししているんだという誤解

日本酒のイメージは純米酒に直結している部分があるのだろうね。でも実際よく飲まれているのは吟醸酒などのいわゆるアル添のお酒

アル添というのは文字通り最終的に焼酎などの醸造アルコールを追加して味を整えたもの。これが悪いイメージになってしまったのは、戦後の米不足で、酒を水増しするためにお酒を入れたことがあるからという事なんだけど、現在はどちらかというと味を整える為に使われているわけだし、その辺の添加量もちゃんとルール化されている。

純米は純米で美味いのだけど、個人的に思うには米の出来によって味が変わりやすい。まあ、精米具合にもよるんだけど、その辺を一定のクオリティに保つ意味合いとして働いてる部分はあるんだよねー。あと、アルコールをほどよく加える事で香りが増したり、味がすっきりしたりするんだよねー。

純米がいい!と思ってる人が多いかもしれないけど、純米も精米具合が高くないと、結局雑味の多い味になってしまうので、一概に通ぶって「純米ないのかよ!」とか言っちゃうのはちょっとカッコ悪いことになりがち(笑)

記事自体がGoogleのキャッシュに残っていたので読んでみたけど、なーんか戦後まもない時期に書いた記事みたいな内容だった。どうなのよそれ?勉強や取材もせずに記事って書けちゃうものなの?

ちなみに精米具合というのは、日本酒ってお米で出来てるんだけど、米の外側をガリガリと削ってつくるんだよね。お米の外側っていうのはでんぷん質とかいわゆる「米食ってうめー!」って部分なんだけど、日本酒を造るには実は邪魔な部分なんだよね。それを削った具合が高いほど、日本酒としては位が高いことになる。清酒、醸造、本醸造、吟醸、大吟醸の順番で米を削る量が多くなる。米を削るとそりゃ実際に使える部分が減るわけで、値段も高くなるってことなんだよねー。

純米は純米のよさが、醸造は醸造のよさがあるので、ワインと同様、食べ合わせのご飯によって選ぶのが楽しい。まったりと酒を楽しみたいなら甘めのお酒を選べばいいし、魚と合わせるならやっぱりすっきりとしたお酒がいいかなーとかね。

あと寒くなってきたので熱燗もいいよねー!熱燗に合うお酒ってのもあるしね。

ちなみに熱燗って温度によって呼び名が違うんだよ。ぬる燗とか人肌燗とか日向燗とか。日向燗とかしゃれてるねー。こうゆう細やかなところまで、名前を付けて楽しんじゃうのが、世界遺産の文化的な側面だと思うんだよねー

色々試しながらわいわい飲むのもいいよね。一人肴で酒を飲むのもいいけど。家に帰ったらデニム脱いで楽な格好で、肴をあぶってくいっと一杯やってる女子とか…俺の周りには多そうな気がする(笑)

日本酒を飲む女子

コンビニでおでんと鯖缶を買い、するめを焼いてデニムを脱ぎ、パンツ一丁でテレビを見ながら熱燗をすする女子の図。これも日本食文化だ!(笑)


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