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「実は私は…」4巻[漫画・感想]

またもや新キャラ登場の4巻は益々何でもありになってきた

基本アホな子ばかりの人外恋愛コメディ。
前回の続き、眼鏡の付喪神のせいで「朝陽」に告白してしまった「委員長」(否定はした)が、罠にはめられ、縁日デート。
浴衣姿の「委員長」が可愛い。ちょっとしたトラブルで、「朝陽」に抱きつき、本当に「朝陽」の事が好きだった事を自覚する。

それを偶然目撃してしまった吸血鬼で「朝陽」が好きな「白神」は胸のざわめきを感じて…

普通のラブコメなら、ライバル関係が発生してトラブル連続になっちゃうんだろうけど、この漫画は主人公「朝陽」が基本的にぶれずに「白神」が好きな事を公表している(というかばれている)ので、誤解はありつつも、他の女子が控えめなんだよね。略奪してやる!とかの展開にならないんだよなあ。

その他はキャンプの話と新キャラ登場の話。またややこしいキャラが登場するわけね…

なんかだんだん話が大掛かりで派手になってきて「もう、隠す気ないでしょ?」的な展開になってるのがちょっとなー。なんか笑いが大雑把というかー。
外道だけど、普通の人間の「みかん」にも「付喪神」がついちゃったせいで、彼女に隠す要素が減ってしまったのもね。

隠し事ができないのに「隠し事をしようとして」頑張る「朝陽」がいいんだけどなあ。校長からしてアレだし、「白神」のお父さんもアレからねえ。一般人は何も思わないのだろうか?とか疑問に思ってしまうんだよね。

実は私は 4 (少年チャンピオン・コミックス)
増田 英二
秋田書店 (2013-12-06)

Kindle版

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