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「山賊ダイアリー」4巻、「甘々と稲妻」1巻[漫画・感想]

「皆で美味しく料理して食べる」と「狩って食べる」(笑)

クーポンがあったので買った。奇しくも両方とも「食」に関する漫画。ま、内容は真逆だけど(笑)

「山賊ダイアリー」4巻

相変わらず「狩って」「食べる」。
眈々と描かれているんだけど、やっぱり面白いなー。

初っ端から雀を採って食べる話。雀の焼き鳥を出す店は聞いたことのあるけど、天然物のが美味いそうです(笑)
禁猟期間まで狩っては食べ、狩っては食べる。今回は猪とのバトルがメインだった。撃ったり罠をしかけたり、バットで殴ったり、槍で刺したり。
猪の肉が臭いのは繁殖期の雄の臭いだそうで、それ以外の時期の採れたての肉なんかは臭わないそう。
あと、自然薯(山芋)堀が楽しそう。折れずに掘ると高く売れるそうで。縁日の型抜きみたいだ(笑)
しかしまあ、日本も色々採れるもんなんだねえ。そして天然物はやっぱり美味そうだ。

山賊ダイアリー(4) (イブニングKC)
岡本 健太郎
講談社 (2013-11-22)

「甘々と稲妻」1巻

料理漫画?
幼子と二人暮らしの数学教師が、偶然出会った女子高生と料理を作っていく話。

シングルファザーである主人公の犬塚は、コンビニ弁当などで食事を済ませていたが、娘の為に一念発起して料理を始める。
最初全員料理ができないので、皆で手探りをしながら、ご飯を作っていく。
出来たご飯を美味しそうに食べる犬塚の娘の顔がなんとも可愛らしい。
やっぱりご飯は皆で食べた方が美味いし、作るからには美味しいと言ってくれる人がいた方がよいねえ。
作る料理はスタンダードなものばかりだけど、作る幸せ、食べる幸せを感じられる漫画だよ。
「山賊ダイアリー」とはある意味真逆だよほんと(笑)

甘々と稲妻(1) (アフタヌーンKC)
雨隠 ギド
講談社 (2013-09-06)

どっちも食を考えさせてくれる「いい漫画」だよなー。ご飯はなおざりにしちゃ駄目だよね。命を美味しく、楽しく何でも食べないと。

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