歌舞伎座レストラン「花籠」で食事と落語を楽しむ!
先日、歌舞伎座のレストラン「花籠」で開催された江戸落語を食べる会 第15回 「柳家さん喬の牡丹灯籠を味わう」に行って来た。
落語を聞いた後、それに関連した食事を楽しむという会。
演目は「開口一番」と三遊亭圓朝の「牡丹灯籠」。
地獄の沙汰も金次第な牡丹灯籠
「牡丹灯籠」はかなり長い話で、全部話すと10時間以上。それを、1時間で、柳家さん喬が話す!
抜粋かと思ったらダイジェストだった。よくまとめたもんだなあ。
牡丹灯籠、全体的な話は怪談と言うよりも、仇討ち話なのね。
まー、よく人が死ぬんだが、その大体が因果応報。
1番有名な怪談部分の噺が1番理不尽という(笑)
様は想い合ってる男女が行き違いで、会えない訳だが、その間に女の方が死んでしまって、会いに来てくれない男を逆恨みして呪い殺すという……男が可哀想。
しかも男はお守りとかお札とかで身を守るんだけど、世話人が幽霊に100両持って来たらお札とか剥がしてやる!と言ったら、律儀にお金を持ってくる幽霊(笑)
何というか現金な噺(笑)
地獄の沙汰も金次第ってことかー。
やっぱりダイジェストなので、やや最後が駆け足だった。今度はじっくり聞いてみたいなー、牡丹灯籠。
ご飯は美味しい和食
落語を聞いた後は、演目にちなんだ食事。
ぼたん汁
牡丹灯籠と言うことで、ぼたん汁。
うーん、美味いなー、猪の肉。
少し臭みのある感じがいいねー。
それとなますと煮こごりが美味かったよ。ついつい日本酒頼んじゃった(笑)
なかなか面白い会だよねー。やっぱり関係する料理が出て来るのは楽しい。
定期的にやってるみたいなので、また参加したいな。