温泉街をゆったり歩くトテ馬車に乗れる!
宿を出たら目の前に馬車がパカパカと。
この馬車って乗れるのかな-?とウェブサイトを検索したもののイマイチ乗車位置が分からない。
該当サイト:トテ馬車 那須塩原市商工会
公式サイト:トテ馬車
公式サイトが文字化けしてる……
馬車をおって車を走らせたら、どうやら源三窟の前の無料駐車場のところが馬車の停留所。
おおー、でかい。なんてデカい馬なんだ。
ところでどうすれば乗れるの?と周囲をウロウロしていたら、隣の軽トラから御者の方が。
大人一人1000円とのことで乗ってみることに。
後ろの馬車に乗るとゆっくりと出発。
のんびりとした速度で御者さんの解説を聞きながら20分の馬車旅。
馬車をひくギンジロー号は北海道のばんえい競馬から流れてきた馬で、性格の問題からばんえい競馬を引退したらしい。
どうにも、イマイチやる気がないらしく(笑)呑気な性格だそうだ。
ただ、その性格故に馬車を引くのには向いているらしく、あまり暴走することはないそう。
ギンジロー号の尻(笑)
ゆったりとけだるそうに歩くギンジロー号(笑)
車に追い抜きされてもびっくりすることはなかったけど、バイクがバリバリとふかす音は、やっぱりちょっとびっくりしていた。
鉄の馬にはライバル心が動くのか(笑)走り出しそうなところを抑える御者さん。
乗り心地は結構揺れる。そして、止まって発車するときに、割と急な感じがする。
しかしちゃーんと道路を守って歩くし、路駐された車とかも器用によける。
小回りが意外に利くようで、切り替えしすることなく、馬車を中心にくるりとその場で回って帰ってきた。
子供の頃は毛の色はごましろだったが、歳と共に白くなっていくそう。
御者の方曰く、ギンジロー号が引退したら馬車の仕事を辞めるかも-?と言っていた。
うーん、この風景が見られなくなるのは残念。
ギンジロー号には体をいたわって元気に頑張ってほしいよな-。