どんどんと無くなっていく昭和の風景が物悲しい
以前、仕事をしていた千駄ヶ谷の銭湯、鶴の湯が年末に閉店するそう。
レトロな番台式の銭湯で、外観といい中といい、昔ながらの銭湯という雰囲気だった。
高い煙突が立っているので、電気ではなく薪で焚くお湯だと思う。
千駄ヶ谷で仕事をしていたころ、泊まり込みをしなければならないときなどに、手ぶらで鶴の湯にいって、お風呂セットを買って入ったものだ。
高齢のおばあさんが番台に座っていたときに、お風呂セットの話が通じず困ってしまった思い出がある(笑)
春日の銭湯、菊水湯がなくなったのも悲しかったが、こういった立派な宮型の銭湯もだんだんと数が少なくなっていくよなあ。
近代化されてきれいな銭湯もいいけど、こういった番台のある風流な銭湯もいいんだよね。
まあ、建物の問題は地震対策もあるだろうし、なかなか難しくはなっているだろうし、後継者の問題もあるんだろうなあ。
写真は鳩森八幡神社の大銀杏。真っ黄色に色づいてたよ。