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新橋演舞場で「NARUTO(ナルト)」鑑賞(歌舞伎・感想)

新橋演舞場で新作歌舞伎NARUTO(ナルト)を観てきた。

せっかくなので弁当はナルト弁当とサスケ弁当を買ってみた。

ナルト弁当。

サスケ弁当。

どっちも1500円だったけど、ボリュームがあって美味かったよ!

巳之助ナルト、隼人サスケ、愛之助マダラの3時間!

午前の部だったので、マダラは愛之助。

話は最初から最後まできっちりやるのねー。

全72巻の話を3時間で駆け抜ける感じなので、ちょっとダイジェスト感があったかなあ。

あとセリフが説明的なのもね……

ナルトの話が分からない人向けなんだろうけど、歌舞伎の演目なんだから、多少分からなくてもいいんじゃないかなあ?とか思うくらい丁寧(笑)

俺は原作を全部読んでるので、概ねいいカットなんじゃないかなあと思ったり。

ほら、ヒナタとか全く出てこなかったりしてもすんなり話が進むのは、やっぱりナルトのヒロインはサスケなんだなあとつくづく(笑)

ペイン編がないので、自来也先生は生き残るのっ!と思っていたら、まさかあんな感じでご退場とは。

でも、サスケを引き戻すためのキーマンとしての退場だったので、原作より報われた感がある。

ナルトを知らない歌舞伎ファンも楽しめる演出多々だし、ナルトファンもニヤリとできる話と演出作りだしねー。

宙乗りとか本物の水場とかド派手な演出もあったしね。

まあ、プロジェルションマッピング的な影像の使い方は、ワンピースの方がうまかったけどねー。

主演のナルト、巳之助は「だってばよっ!」のセリフを少なめにしたのが、テンポよくてよかったかな?

漫画やアニメだと口癖のように言うけど、歌舞伎だと要所要所のポイントでのキャラ付け的な発言が、ちょうどいい感じだったなあ。

決め台詞なんかはビシッと見栄を切るからねー。

猿弥の自来也、笑也の綱手姫はさすが。

漫画っぽいコミカルさと師匠としての威厳があってハマってたなあ。

笑三郎の大蛇丸もいい悪役。不敵な女言葉なんだけど野太くて怪しいってのがね。

やっぱり脇の年齢層高い人たちがしっかり役作りしてると、ハマるよねえ。

あとサクラ役の梅丸って初めて見たけど、もろ女顔で可愛いんだよなあ(笑)

話的なちょっとしたネタバレ

こっからは話的なちょっとしたネタバレ。

基本的に第7班しか出てこない。ガイとかもね……でも、イルカ先生は出てくる(笑)あと相談役のジジババも意外によく喋る(笑)

日向は木の葉にて最強も出てこない(笑)故にヒナタも出てこない。

ヒロインはやっぱりサスケやったんやっ!

鷹のメンバーも出てこない。サスケはずっと一人……(笑)

ペイン編は説明でもなし。なので、自来也先生は最後の方まで出てくる。

このまま生き残るの?と思ったら……

暁は戦闘要員。でも、イタチと一緒の鬼鮫さんは大活躍。

大蛇丸と一緒にいつのまにかいなくなるカブト。

大蛇丸は完全に中ボス。

イタチのエピソードはキッチリ。原作の雰囲気も出ててかっこいい。

カカシ関係のエピソードはバッサリ。なので、仮面を取ると即マダラ(笑)

ラスボスはマダラ。まあ、漫画でもカグヤはオマケみたいだっしねえ。

ナルトと親子の封印の話はキッチリやるけど、九尾は悪い奴のまま。

九尾とナルトの交流はちょっとは触れて欲しかったなあ。アレがないと、ただ力を利用するだけみたいになっちゃうからねえ。

ラスボス、マダラは意外にあっさりやられちゃうんだけど、その後のナルトとサスケの決戦はキッチリやる。

その後のサスケのデレ具合は、原作よりもデレる(笑)

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