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「銀の匙」12巻[漫画・感想]

起業に向けて走り出す主人公八軒

「銀の匙」12巻を買った。
八軒が高校生にして起業を目指し、色々と模索する巻。

最後には3年生にいつの間にかなっていて、話は進んでいないのに時間は急展開。学祭とかのイベントもさらっと流してたしねえ。でもまあ、起業をする為にお金を貯める……って事が目的だから、その辺をダラダラ展開しても仕方が無いのかもね。

紹介される現代畜産とかの話は、なかなか面白い。
へー、今はこんな感じなのかーとか。展開が早いので、なんかちょっと学習漫画っぽい雰囲気ではあるけどー。

八軒は、就職にあぶれた大川先輩を社長にして、彼が連れてきた黒豚を元に、放牧養豚業を始めることに。
考えすぎる八軒と、決断力と行動力がある大川先輩はいいコンビなのかもしれないね。

黒豚の処遇に関して、どうやって食べるか?とか八軒は成長したねえ。
子豚が生まれても、食べること優先な話をしている農学選考の生徒達の会話が、リアルな感じだよなー。

農の現実を語りながら、希望を示す良い展開。ほんと、いい漫画だよなあ。

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