急ぎすぎのスローライフと急がなすぎのスローライフ
銀の匙13巻と34歳無職さん6巻を購入。
「銀の匙」13巻
小学館 (2015-06-18)
売り上げランキング: 3
なんだかあっという間に3年になっていた八軒達。
馬術競技のインターハイがメインな話のはずなんだが、前半あっという間に終わってしまう。
卒業や次へのステップを予感させて今巻は終了。なんだか急ぎすぎ。
1年生の話が終わった時点でかなりのハイペースで進んでいるので、作者的には描きたいことは描き終えたのかねえ?
もやしもんもそうだけど、こうゆう話は1年生での未体験さがピークなのかもしれないね。
学校という舞台設定だと、主人公が上級生になると導かれるというよりも、導く立場になるから、読者との共感意識が取りにくくなるのかも?
キャラは知っていても、読者は知らないという事例が出てくるからねえ。
同じような漫画でゆうきまさみのじゃじゃ馬グルーミンアップがあるけど、あれは早々に学校を辞めて、厩舎の下っ端になるからねえ、連載を長くできる(笑)
主人公が未経験の分野で読者とともに知識を経験していく漫画の最終到達って、一人前になることだからなー。ある程度、知識が増えると動かしづらくなるのかもね。
次か次の次あたりで終わりなのかな-?アルスラーン戦記もあるしなー。
「34歳無職さん」6巻
なんと6巻目(笑)この巻もなーんもしてない。
強いて上げればお見合い話とダイエットの話があったくらい(笑)
10分程度で読み終わってしまう。
考えてみたら34歳の妙齢の女性の生活をのぞき見るってなんともマニアックな世界だよなあ(笑)
今巻からの劇的な変化は、なんとト書きがツッコミを入れるようになった。いつのまにやらメタ漫画(笑)
主人公の独白で、実は時間が半年経っていることが分かるのだが、ということはこのペースで行くと12巻まで続くの!?(笑)
そうゆう空気を感じてか、あとがきで作者が次は変化あるよっ!的なことを書いていた(笑)
ま、個人的にはこののぞき見る感がいいから、このままでもいいんだけどねー(笑)