各種酒蔵の純米大吟醸が飲めるイベント
週末新宿伊勢丹で開催されたISETAN SAKE マルシェに行ってきた。
純米大吟醸の展示販売と試飲会。ともかく各種の純米大吟醸が飲めるとのことで、お客さんがたくさん来ていた。
まずは600円台で3種飲み比べのできるコーナーへ。一杯は90mlとのこと。
3種類選んだのだが、なんと俺の最初に選んだ酒は全て売り切れ。うーむ、やっぱりもっと早い時間に来ればよかったなあ。
というわけで、気を取り直して再び。
Aが長野県の井之頭 純米大吟醸(39%)、Bが石川県の夢醸 純米大吟醸(50%)、Cが山梨県の甲州利右衛門 純米大吟醸(40%)。
%は精米歩合。
井之頭 純米大吟醸は甘めのお酒で飲みやすく、夢醸 純米大吟醸は辛口。甲州利右衛門 純米大吟醸は最初水っぽい印象だけど、飲み進めると飲みやすくてついつい飲んじゃう危険なタイプ。
純米大吟醸と言っても、様々な飲み口でこれは楽しい。井之頭 純米大吟醸はそのまま飲むのが美味しく、夢醸 純米大吟醸はチーズとか合いそう。甲州利右衛門 純米大吟醸は飲みやすいので、しょっぱいものがいいかな?とか想像するのも楽しい。
惜しむらくはつまみが全然ないこと。塩だけでもあると随分と楽しみ方が変わるんだけどなー。
そして、1杯3240円の獺祭が飲める、獺祭Barへ
試飲コーナーは他にもあって、獺祭だけをあつかっている獺祭Barというのが奥にあった。お手軽に飲めるのは各種スパークリングな獺祭なんだろうけど、なんといっても目玉は1杯100mlで3240円もする獺祭 磨きその先へが飲めること。四合瓶も売ってたけど、32400円ですよ!
日本酒なんて高けらばいいもんでもないしなーとか言いつつも、こうゆうものは飲んでみないと分からないということで(笑)獺祭 磨きその先へと比較として獺祭 磨き二割三分1080円を頼んでみた。獺祭 磨き二割三分は以前どっかで飲んだことあるんだよなー。
獺祭Barはおつまみが付いてくるので、獺祭レーズンと獺祭せんべえを選んでしばし待つ。
獺祭 磨き二割三分はこれぞ、純米大吟醸というような飲み口で、すーっと抜ける吟醸香と甘みはあるものの後味がすっきりとした芳醇な味。
これでも十分うまいよなーとか思っていたのだけどね……
獺祭 磨きその先へを飲んでびっくり。味のベースは基本的に獺祭 磨き二割三分と一緒なんだけど、なんというか深みが、深みが全然ちがう!
俺が日本酒を語るなんておこがましいけど、やっぱりなんというか高いだけのことはある(笑)
そして獺祭のレーズンとせんべえも美味しいだよね。特にせんべえ。梅と海苔の味のせんべえとかトマト味のせんべえとかとっても上品で酒に合う。
贈答品としてもよさそー。
いやーしかしいい経験をした。やっぱり高いってのはそれなりの理由があるってことね。