ギャグと冒険のバランスが良かったのだがここにきてミステリーSFな要素まで!ここ最近で一番面白いんじゃないか?
彼方のアストラの4巻が出ていたので電子書籍で購入。
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実は連載を読んでいたんだけど、それでもまとめて読むとものすごく良くできた話だなーと関心しきりな展開!
ジャンプ+ってウェブ漫画だけどすごい作品多いよなあ。ファイヤパンチだってもうすごいとしか言えない展開だもん!
ともかくこの巻はすごい!1巻からはりめぐされていた伏線がいろいろな意味で解消する!
これまで感情移入できた主人公たちが急に異質な感じになる最後!すごいよほんと。
SFミステリーとしてかなりの完成度だよ!なんだよあの、下げて上げて下げるの展開!
前巻、第四の惑星で事故を起こし、航行不能になってしまったアストラ号。
一度は絶望したクルーだったが、惑星をくまなく調査していくうちに宇宙船が遭難していることを発見する。
遭難船の中を探索してみると、中には冷凍保存された一人の生存者が!
彼女の名はポリーナ。なんと12年前に遭難した女性だった!
そして、彼女の乗っていた遭難船が、アストラ号と同型の宇宙船だったため、故障部分を分離して、機能している部分をドッキングすることにより、航行可能になることがわかる!
希望に目覚めた一行は、この惑星を旅立つために食料集め。そこで、キトリーとザックがなんと!?
ラブコメ要素きたー!っと散々もりあがたあと、キトリーとフニを見たポリーナがふとした疑問を投げかける。
二人は義理の姉妹ということになっていたのだが、それにしては似過ぎていると。
その疑問を発端に、ザックは二人のDNAを調べてみることにする。
すると、衝撃の事実が!
そして、その事実からこの仕組まれた遭難の真相を知ることに!
これだけでも、衝撃的な展開なのに、最後の最後、帰還する惑星を見て、ポリーナが衝撃的な発言をする!
確かに、今までその言葉は出てこなかった!
すごいすごいすごい!なんて練られたシナリオなんだー!
それでも前向きなクルーがすごくいい感じなんだけど、最後はどうしてもポリーナ目線になっちゃうんだよね。
その話の持っていき方がすごいわ。
ともかくすごい展開なので、未読の人は4巻まで買い揃えてほしい!