藝大受験漫画、ブルーピリオドの3巻が出ていたので、電子書籍で購入。
ブルーピリオド(3) (アフタヌーンコミックス)
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講談社 (2018-08-23)
売り上げランキング: 75
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何でもそつなくこなす主人公、八虎はなんでもできる代わりに何にも熱くなれない。
そんな八虎がハマったのは美術。
答えのない世界に魅力され、ついに藝大を受ける決心をした八虎は、合格に向け美大専門の予備校に通い出す。
モチーフを見て描くことに対しては、スキルを上げつつある八虎だったが、新たな課題、抽象的なテーマを想像して描くという事。
明確なモチーフのないテーマに苦しむ八虎。
描くということはあくまで手段であり、それは目的ではない。
では、それをどう表現すればいいのか?
ある意味、自分との対面に苦しむ八虎。
描きたいものを描くということが、こんなにも苦しいものなのか?
だんだんと迷宮入りしていく思考の中、八虎の出した答えは?
絵とかを描き始めて、好きに描いていいよというのが実は難しいんだよね。
結局、好きなものを描くということは、自分の人間性をさらけ出すことだからねえ。
何かを作ったりしている人には、分かっちゃう苦しみ。
悶々とする感じとかね(笑)
八虎は出遅れた分、類稀なる努力で何となく抜け出すきっかけを作るんだけど、あんなにやれる人って、あんまりいないよなあ。
出遅れた分、自分を卑下してるけど、俺から見たら十分才能ある部類だよなあ、主人公(笑)