丸子地移動動物園の備忘録

どっこい生きてるフリーランス-東京で活動するグラフィックデザイナー『丸子地移動動物園』のブログ

ほのぼのな絵柄だけど、いじめを考える上で結構本質をついてるなーと思える漫画「事情を知らない転校生がグイグイくる。」1巻(漫画・感想)

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Twitterで宣伝を見てサンプルを読んだらハマった漫画、事情を知らない転校生がグイグイくる。の1巻を購入。これがいい。

目つきが悪くて女子なのに死神というあだ名をつけられてイジメられている西村さん

そこに転校してきたのが、どこか天然で中二病な高田君

彼はクラスメートが不気味がって近づかない西村さんに近く。

死神というあだ名をかっこいいといい、近づくと呪われるという言葉も意に介さない。

それどころか中二病的にかっこいいとさらに西村さんを賞賛。

そして誰も友達のいない西村さんに友達になりたいと詰め寄る。

話が進むごとにどんどん仲良くなっていく二人をクラスメートはからかうんだけど、高田君は全く意に介さない。

それどころか、クラスメートの冷やかしを逆手にとって、さらに西村さんと仲良くなっていく。

小学生にありがちな相合傘で死神夫婦と茶化されても、全然気にしない。それどころか死神に認定されたと喜ぶ天然な高田君。

強い。強すぎる天然。そしてその天然っぷりに翻弄されるクラスメート。

そしてそのたびに恥ずかしがる西村さん。いい(笑)

他人の価値観など意に介さない高田君

この漫画が本当にいいなあと思ったのは、いじめの本質を結構ついてるんだよねえ。

この漫画の場合は容姿で、クラスの価値観に合わないという観点からそれを弾くためのイジメなんだけど、その共通の価値観が全く通じない人がいる。

転校生の高田君の中二病的価値観は、クラスメートの陰湿なイジメを全て逆手にとって西村さんを幸せにしてしまう。

クラスメートのイジメの論理を全て論破してしまう高田君。天然上の行動なんだけど、その行動が陰湿なイジメをすっ飛ばしてしまうんだよね。すごい。

そして高田君のお姉さん。彼女もまた二人の微笑ましいやりとりの尊さゆえ(笑)高田君と西村さんを応援。

イジメにおいて味方がいるということを認識できるのは大事だし、明るい高田君はクラスの雰囲気や価値観も変えそう。

高田君の言動を見てると、イジメていることがバカバカしくなるしね。

こうゆう個々の個性と価値を認めるて賞賛することが、イジメを減らすことの一歩になりそう。

最後の最後で高田君がちょっと無自覚なトキメキを感じてたりして、2巻が楽しみ。


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