西洋美術館でコルビュジェを観るってのが趣深いよね、ってことでル・コルビュジェ 絵画から建築へーピュリスムの時代を観て来た。
実はコルビュジェ、建築家になる前は画家だったそうで、名前もジャンヌレとしてピュリスム(純粋主義)を普及するために、雑誌とかを作ったりしていた人らしい、オザンファンという人と。まあ、同人活動みたいなものね(笑)
で、結局方向性の違いでコンビは解散し、ジャンヌレは建築の方に進んだそうで。
展示は建築模型から始まり、画家時代の作品も展示。
ピュリスムを理解するためにキュビズムの画家としてピカソとかの作品も比較展示されていた。
うーん、なんというかまあ、絵はピカソのがうまいよね、やっぱ(笑)
ピュリスムもキュビズムも結局平面上で立体を表しているのだけどなんというか……ジャンヌレはなあ、配色がなんかぼやっとしてるんだよなあ(笑)
後のコルビュジェになって建築物が白ばっかなのはやっぱりあんまり配色が得意じゃなかったのかな?とか邪推(笑)
そんな一面が観られたりして、面白い展示だった。
そして、西洋美術館。コルビュジェ感たっぷりで、展示を観るだけでなく周るだけでも楽しいよね。
天井が低いところがあり、空間が狭いのかと思いきや、角を曲がると広いスペースがあって、そこにどこに行くの?っていう階段があったり。
順路がどうなってるのかよく分からなくなるのが玉に瑕(笑)
ル・コルビュジェ 絵画から建築へーピュリスムの時代
国立西洋美術館
2019年2月19日〜5月19日
公式サイト:https://lecorbusier2019.jp